アジア交流ワークショップ

アジア各地の人形芝居や舞踊、音楽などの芸能を体験するプログラムです。

講師は、それぞれの芸能に魅せられて、現地で学びながら日本で活躍する専門家です。

現地の生活文化のお話などを含めた交流プログラムとしても好評です。

趣旨にあわせて構成します。詳細はご相談ください。


南インドの伝統舞踊劇クーリヤッタムとパーカッション

クーリヤッタムは世界最古の舞踊劇。ユネスコの世界遺産にも指定されています。

演技者は自ら語りながら、手や、表情、そして体全体で物語を表現する、いわば「身体の語り物」。しばしば日本の能とも比べられてきました。上演には、南インド独自の甕状の打楽器ミラーヴを伴います。

この舞踊劇の表現手法や打楽器の演奏を体験し、インド古典芸能の世界を実感するワークショップです。

講師:入野智江(インド古典劇演者・パーカッション奏者)


カンボジアの影絵芝居スバエク

カンボジアの影絵芝居は、アンコール遺跡の周辺地域に伝えられ、アンコール文明との深い関連をもつと考えられる、代表的な伝統芸能です。大型と小型の2種類がありますが、大型の影絵芝居は、繊細なデザインの人形と遣い手の身体の動きをも見せる大がかりな演出で、幻想的で壮麗な舞台を繰り広げ、より庶民的な小型影絵は滑稽で軽快な持ち味が特色です。

これらの美しい影絵人形を実際に手にとって、独自の遣い方を体験します。

影絵芝居のことに加えて、くらしぶりや、生活文化などについてのお話付きです。

講師:福富友子(東京外国語大学非常勤講師)