益田糸あやつり人形 定期公演

ミャンマーの糸あやつり人形「ヨウッテー・ポエー」がゲスト出演


 当センターでは、今年1月~3月にかけ、島根県無形文化財

益田糸あやつり人形」の人材育成プログラムに関わってきました。

その定期公演にミャンマー糸あやつり人形の一座がゲスト出演します。

 来日するのは、2009年に招聘し好評を博した、マンダレー人形劇場です。

 お近くの方はぜひ足をお運びください。


◆益田の糸あやつり人形 定期公演◆

 日 時:2010年3月28日(日)

      開演13:00 開場12:30

 会 場:島根県芸術文化センター 「グラントワ」小ホール 詳細はこちら

 入場料無料(定員400名)


 ~プログラム~

 第1部 ミャンマーの伝統糸あやつり人形「ヨウッテー・ポエー」

 <演 目>「天地創造の物語」~ミャンマーの天地創造神話より~

       +解説


 第2部 益田糸あやつり人形

 <演 目>「寿三番叟」

       「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」 

       「三十三間堂棟木之由来 平太郎住家の段」

       「山本一流獅子の一曲」

    

◆公演特別プログラム◆

  人形芝居研究家・宇野小四郎による

  「実演とレクチャーデモンストレーション」

 日本とミャンマーの伝統糸あやつり人形を比較して、お見せします。

 日 時:2010年3月27日(土)

      開演18:30 開場18:00

 会 場:「グラントワ」多目的ギャラリー

 入場料無料(定員60名)

 出 演:益田糸あやつり人形保持者会

      ミャンマー・マンダレ―人形劇場

      江戸糸あやつり人形 上條充



 主 催:文化庁・島根県・(財)島根県文化振興財団(いわみ芸術劇場)

     益田市・益田市教育委員会・益田糸あやつり人形保持者会

 協 力:(財)現代人形劇センター


益田糸あやつり人形は・・・

  明治20年頃、東京浅草で糸あやつり人形芝居を興行していた

 山本三吉の手によって、益田に伝えられたと言われています。

  人形の操作方法は、東京の結城座や竹田座に現存する

 改良されたものとは異なり、古い形態をとどめたまま上演される、

 大変めずらしいものです。


ミャンマー糸あやつり人形「ヨウッテー・ポエー」は・・・

s-ヨウッテー・ポエー.jpg

  ミャンマーを代表する伝統芸能で、18~19世紀

 王侯貴族から庶民まで、多くの人たちから熱狂的に

 愛された人形芝居です。

  来日するマンダレー人形劇場は、1986年に当時

 人気の衰えていた、この人形芝居の活性化を目指し

 優れた演技者、演奏家たちを迎えて設立されました。



お問い合わせ

(財)現代人形劇センター

〒211-0035 川崎市中原区井田3-10-31

TEL:044-777-2228 FAX:044-777-3570