糸あやつり人形一糸座

新春公演

横浜人形の家 1月公演

当センターが協力をしている横浜人形の家での人形劇定例公演。
2018年の年明けは、一流の人形遣いが魅せる日本の伝統芸能をお届けします。
新春を彩る華やかな舞や子どもも大人も楽しめる古典喜劇、さらに世界でも珍しい日本独自の糸あやつり人形を体験できるコーナーも。1月13日(土)は糸あやつり人形一糸座による伝統人形芝居をご家族そろってお楽しみください。

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「寿三番叟」より(提供:糸あやつり人形一糸座)

【演目】
「新春公演」
寿三番叟
古くから神事として五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈り、また新年・事始・舞台の安全を祈って開幕前に演じられていた神聖な舞です。糸あやつり人形の大事な動きが多く含まれ、日本の糸あやつり人形ならではの繊細でダイナミックな動きを楽しめます。

寿獅子
お正月やお祭りなどのおめでたい時に、魔よけ・悪魔払いとして舞われる獅子の踊りです。

田能久
病気の母を見舞うための帰郷途中、旅役者の田能久は人を呑み込むという“うわばみ”と出くわします。田能久を「たぬき」と聞き間違えたうわばみは、「化けてみろ」と命じ……。古典落語でも有名な演目を、人形遣いの台詞と義太夫を交え楽しくわかりやすい人形芝居でお見せします。

……+ 糸あやつり人形の解説&体験

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「田能久」より(提供:糸あやつり人形一糸座)

出演:糸あやつり人形一糸座
   結城一糸 結城民子 結城敬太 金子展尚 根岸まりな 他
照明:秋山浩二 音響:佐々木雄介 舞台スタッフ:田中めぐみ

〇●〇糸あやつり人形一糸座〇●〇
2005年、三代目結城一糸によって「江戸糸あやつり人形座」として旗揚げ、15年に「糸あやつり人形一糸座」と改称。
結城一糸は、歴史ある伝統糸あやつり人形の一座「結城座」の座長十代目結城孫三郎(故結城雪斎)の三男として1948年に生まれ、5歳で初舞台を踏む。72年、三代目結城一糸を襲名。江戸時代から伝わる古典的な糸あやつり人形芝居の継承者として中枢を担いながら、国内外の前衛的な演出家との共同作業も積極的に進め、斬新な芝居作りを展開する。2003年に結城座から独立し、現一糸座を立ち上げた後も、チェコの糸あやつり人形劇団との合作「ゴーレム」上演など、伝統継承と革新の両面で意欲的な活動を続けている。


【公演情報】
2018年1月13日(土)
演目……「新春公演」寿三番叟、寿獅子、田能久 + 糸あやつり人形の解説&体験(糸あやつり人形一糸座
開演……11:00 / 14:00 (開場は30分前)上演時間70分
会場……横浜人形の家 あかいくつ劇場
      〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町18
      みなとみらい線 元町・中華街駅4番出口より徒歩3分 交通機関・アクセス
料金……大人(高校生以上)2,000円 子ども(3歳~中学生)1,500円
      *チケットには横浜人形の家の入館料が含まれています。
      *3歳未満のお子様はお膝の上での鑑賞は無料
      *全席自由
      チケット予約は横浜人形の家WEBサイト、または2階受付
主催……横浜人形の家
協力……(公財)現代人形劇センター



【お問い合わせ】
横浜人形の家 9:30-17:00(月曜日定休)
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町18 交通機関・アクセス
TEL 045-671-9361 FAX 045-671-9022