「乙女文楽の多様な魅力」

東西2座によるレクチャー&デモンストレーション 

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チラシ裏

■操法が異なる、東西2座が合同する、乙女文楽初めての試み■

乙女文楽は約100年前に大阪で生まれました。

文楽が1体の人形を3人で遣う「三人遣い」であるのに対して、1人で遣えるように
 仕組みや遣い方に工夫を加えた「一人遣い」が特色です。

誕生当初から複数の座が人気を競いましたが、戦後、一部の演者が関東に移り住み、
 関西と関東に分かれて演じられてきました。

操作方法も、西と東では異なっていますが、近年までまったくといっていいほど交流が
 ありませんでした。

今回は、乙女文楽の歴史と東西の2座の特色や魅力を一気に紹介する、乙女文楽100年
 の歴史の中で、初めての試みです。 


日 時:2024年2月18日(日)14:00 (開場13:30)

会 場:神楽坂セッションハウス
   (東京都新宿区矢来町158、東京メトロ東西線「神楽坂」駅徒歩3分)

参加費: 2000円

定 員:80名 *事前申込制(定員になり次第締め切ります)

出 演:乙女文楽座(大阪府)
    ひとみ座乙女文楽(神奈川県)

内 容:お話「乙女文楽の歴史と現在」 林公子(近畿大学文芸学部教授)
    上演その1 (人形解説付)
      乙女文楽座 「伽羅先代萩」御殿の段より(抜粋)
      ひとみ座乙女文楽「傾城恋飛脚」新口村の段より(抜粋)
    上演その2
       両座共演による「傾城阿波の鳴門」順礼歌の段


※出演する2座は、2021年から3年に渡って「合同研修講座」を開催し、異なる操法の習得を中心に 相互の理解を深めました。今回の公開講座は、成果でもあります。

なおこの研修には、ひとみ座乙女文楽と同じ桐竹智恵子門下の、桐竹祥元、湘南座も参加しました。

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主 催: (公財)現代人形劇センター

後 援: (公財)ポーラ伝統文化振興財団
      NPO法人日本ウニマ(国際人形劇連盟日本センター)

助 成: 文化庁文化芸術振興費補助金
    (舞台芸術等総合支援事業 次代の文化を創造する新進芸術家育成事業)
    独立行政法人芸術文化振興会
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【お問い合わせ】

公益財団法人 現代人形劇センター

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